不倫調査をした結果、配偶者の不倫の事実を掴み、証拠を押さえ、報告書にして依頼人に渡す迄が探偵の仕事である。
その後、依頼人夫婦がどうなったのかを正直、知る術がない。
例えば調査が終了して1ヶ月後とか2ヶ月後に依頼人に対して「その後どうなりましたか?」と尋ねることは弊社では全くしていない。
報告書を渡し、調査料金を頂いた時点で調査契約は基本的に終了するのである。
たまに以前の依頼人が同じ不倫調査や全く違う調査で依頼して頂けるリバイバルというケースがあり、その際にその後の顛末をお尋ねすることはある。
不倫調査で再度、御依頼頂けるケースの多くは女性の依頼人である。
夫の不倫を不倫調査で確定したものの必ず離婚するという人ばかりではない。
夫の不倫相手に慰謝料を請求し離婚しない人や夫の反省を促し、離婚を留まる人も少なくないからかもしれない。
ところが夫が妻の不倫調査を依頼して不倫の事実が掴めた依頼人である夫からはリバイバルの依頼は殆どなく、その後の対処の結末は知る術がない。
憶測ではあるが離婚したケースが多いのではないかと思われる。
夫にしてみれば妻の不倫を許せる人はなかなかいないのかもしれない。
また離婚しなくても再び妻の不倫調査を依頼するにしても同じ探偵事務所に依頼するのも男としてのプライドもあり、依頼してこないのかもしれない。
その辺の事情は定かではないが妻の不倫した家庭の結末を昔の依頼主である夫に尋ねる事もしないので何とも言えないが多分、大きな負担を抱える結果となっていると思われる。
夫にしろ妻にしろ不倫当事者が不倫発覚したことで多大なる負担を強いられる事は結末としては多い。
実際に多くの人が目にしたり、耳に聞いた芸能人や著名人の不倫の結末はその殆どが悲惨な結末となっている。
一般の人においても何ら変わらない。
不倫が発覚したことで金銭的な損失ばかりではなく、社会的制裁を受けている場会が意外にも多く、不倫による悲惨な結末を迎えた人はかなりの数だと思う。
しかし、不思議と不倫が増加しているのである。