配偶者や恋人が別の異性とメールやラインをしており、その内容において「好き」「愛してる」「昨夜は楽しかった」「また会いたい」「また抱きたい」などの言葉が入っていたら誰もが「浮気」「不倫」と確信するでしょう。
兄弟、友人などの第三者に相談したとしてもまず「絶対に浮気、不倫をしている」という答えが返ってくるはずです。
かくいう探偵である私もまず浮気、不倫をしていると多分、断言してしまいます。
しかし、このメールやラインの内容だけで不貞行為の証拠となるかは大いに疑問となります。
浮気や不倫の証拠とは性的関係が認められなくては不貞行為にはならないのです。
上記の「好き」「愛してる」については感情的な表現であって不貞行為があったとは法的に絶対に認められません。
また「昨夜は楽しかった」といっても性行為が行われていたとは限りません。
確かに昨夜は一緒にいたのでしょうが本当に二人きりだったのでしょうか。
また楽しかったといっても食事をして楽しかったのか談笑して楽しかったのか、性行為をしていて楽しかったのか全く判らないのです。
不貞行為のあった浮気、不倫を確定するにはこのようにメールやラインの内容だけでは殆ど意味がないのです。
例えば性行為の具体的な内容が記されていたからといって余程の裏付けできる内容がなければ証拠としては取り上げられません。
しかもそんなことを具体的に書く人もまずいないでしょう。
ダークグレーであってもブラックではないのです。
もし貴方が配偶者や恋人のこのようなやり取りを盗み見たらどうしますか?
すぐに問いただしますか?
賢い人は問いただすなんて事はしません。
問いただしてもまず認める人は少ないでしょう。
相手は貴方に浮気や不倫がばれてしまったと思うでしょうが殆どの人は認めず、誤魔化してきます。
そして警戒しながらもその交際を続けていくのです。
まず配偶者に感づかれたからといって余程の生がなければ関係を立ちきる人はまずいません。
そこで登場するのが探偵です。
弁護士などに相談したとしても法律上認められる不貞の証拠を持っていないとなかなか厳しいとの返答が聞かれるはずです。
その証拠を押さえるのが探偵なのです。
また探偵といえども警戒している相手を尾行していくことは難易度が高くなってしまいます。
ですから賢い人はメールやラインなどで浮気や不倫の気配を感じたら相手に問いただす事はせずに探偵に浮気調査や不倫調査を依頼するのです。
浮気や不倫の証拠が手に入れば全てが貴方の希望に添った方向で話し合いが出来るはずです。