7月に入り全国的に真夏日、猛暑日となっている昨今、探偵にとっては過酷な時期の到来です。
炎天下での張り込み、尾行は結構辛いものなのですよ。
都心のオフィス街ではコンクリートの照り返し、オフィスのクーラーからの熱風も加わり、気温よりも熱く感じられ、運良く日陰でもあれば多少は凌げるのであるが日向という状況でも張り込みを続けなければならないのである。
水分補給においても注意を払わないと簡単に熱中症になってしまう。
車での張り込みでは通常、エンジンを切っていますのでクーラーは当然、使えません。
長時間、アイドリングしている状況ではかなり目立ってしまいます。
しかもアイドリングをしているだけでもガソリンを結構喰うのである。
窓を開けて凌いでいるのだが夕方にもなってくると蚊も入ってくる。
暑さ以外にも虫との戦いである。
最近は虫除けスプレーもいろいろと開発されて助かっているが昔は刺され放題であった。
車の中ではたまに蚊取り線香を焚いていたこともあったほどである。
虫除けスプレーが内示台にはせいぜい刺された後にかゆみ止めを塗るくらい。
今でもデング熱やジカ熱などは蚊を媒介にしてくる病気も流行しており、虫除けスプレーは探偵の必需品となっている。
個人的にはそんな真夏の炎天下でも冬の極寒に比べればまだ楽かもしれない。
どちらかというと寒さより暑さの邦画隙だからであるのだが人それぞれかも知れない。
正直、手足の感覚がなくなる極寒での張り込みはかなり辛いのである。
そしてこれからは台風の時期も迫っている。
探偵の調査は天候などはまったく関係がない。
台風の中でも猛暑の中でも不倫カップルはクーラーの効いたホテルの一室で楽しんでいるのですから。