赤坂見附交差点から紀尾井町に向かうと弁慶堀があり、それに架かっている橋が弁慶橋である。
なぜか不思議と自分にとっては落ち着く場所で時々目的もなく、橋からボート遊びする人やや釣りをしている人をボーツと眺めている場所である。周辺には高層ホテルや高層オフィスビル、上には首都高速道路が走り、都会の喧噪の中にある。
実はとても歴史のある橋かと思えば、明治22年にそれまで神田松枝町と岩本町との間にあったもともとの弁慶橋がここに移されたものだという。
自称、釣り好きと自認している著者であるがここで釣りをしたことは一度もない。本当にぶらっと10分ほど眺めて都会の喧噪の中に戻っていく。