世の中には「同じことを何度言っても理解出来ない」人物が存在する。
近年、脳のメカニズムが解明されてきたことにより「理解できないの」ではなく「理解してただす脳が機能不足を持っている」との考えに変化している。
単純作業を何度言っても覚えない人物は「脳がうまく働かない可能性」がある。
イギリスに在する大学の実験結果で明らかになった事実だが「同じ事を言われている認識はあっても改善する行動の働きを司る脳の機能に大きく個人差があるという。
同じように単純作業を教えても出来ない人物達は「持っている脳が違う」と言えるのである。言い方を変えれば「単純作業が不向きな脳」が存在するのである。
以前ならば周囲に「こんな事ができないのか!」と罵声を浴びせられていた人物達は「違う脳の持ち主であり単純作業は向かない」と自分で自覚出来「単純作業の職種」の応募にはしないと自身の判断ができる時代になったのである。
これからも脳の謎の多くが解明される事が楽しみでならない。