探偵ブログ・ある浮気妻の実態②

3日目の水曜日、やはり子供と一緒に出掛け、小学校まで送り届ける。
子供を送る姿を見ていると母親らしく気配りもして同級生の母親たちとも如才なく、円満に交流している。
一見、教育熱心なお母さんといった印象である。

 

 

子供を送り届けると月曜日の若い男性のマンションか、それとも昨日の中年男性かと思っていると全く別方向。
しかし、妻はよく来ているのかまっすぐ目的地に向かっている。
そして3階建てのコーポに入り3階の1室に入って行ったのである。
約3時間ほどして外国人男性と共に出てきた。
この外国人男性の部屋なのであろう。
ほっそりとした体型でなかなかの美男子である。
2人は近くのレストランに入り一緒に食事、妻が支払いをして小1時間で出てきた。
すると路地陰で抱き合いキスを交わし別れたのでこの外国人男性をマークする。
多分、妻は時間的に子供を迎えに行くと判断する。
この男性を尾行していくとなんと前日に妻が行った英会話教室に行ったのである。
英会話教室における講師かは不明であるが関係者には間違いない。
なんと妻が習っていたのは英会話ばかりでは無かったということである。

 

 

まさしく官能小説の世界であり、現実にこんなことが起こっているのかと信じられなくなってくる。

 

 

調査を開始して3日間、3人の男性との関係が認められ、いずれも共通点がない。
若い男性、中年男性、外国人男性と幅広い。

 

依頼者の顔が浮かんでくる。

 

浮気する妻の中には確かに不特定多数の男性と交際しているケースもあるにはあったが主婦売春的に商売として不特定多数の男性と関係を持っていたもので妻の浮気調査では殆どが特定の男性との不倫である。
やはり不倫相手に対する愛情が芽生えている為であろう。

 

ただこの妻には浮気相手に対する愛情はどうなっているのであろう。
なんか性欲だけを満たしているようにも思えてしまう。

 

結果的にその後、平日に5日間続けて調査した結果、若い男性とラブホテルに入ったのを掴み調査は終了したのであるがなんと別の若い男性とも浮気をしていた事実を掴み、結果的には4人の男性との関係が認められ、悲惨な調査結果となったのである。

 

 

依頼人である夫はこの調査結果をどう受け止めていたのか、報告書を見た夫の顔は余りにも衝撃的な結果を受け止められていない顔になっていた。

 

 

 

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