探偵ブログ・ハロウィン

今夜から多分盛り上がるハロウィンパーティー。

 
今年はハロウィンの10月31日が土曜日。
当探偵事務所のある赤坂の街から隣接する六本木、表参道、原宿、渋谷、それこそ東京の繁華街など至るところハロウィン一色になっており、明日はどうなるか。
いや、今晩からの可能性も充分にある。
ここ数年みたいに派手であったり怪しげな衣装や化粧をして仮装した男女で深夜まで騒がれるかと思うと・・・・・・・。

 

 

どうも今ひとつ、ハロウィンに馴染めないでいるアラカンの探偵です。
何しろ幼少時から少年時代、いや青年時代においてもハロウィンという行事は日本ではなかった。
ここ15年、20年くらい前から少しずつ盛り上がってきたと記憶している。
多分、商業商戦によってここまで大きなイベントとなったのであろうがお祭り好きの日本人には宗教も何も関係なく、ただ騒いでいるだけなのでしょう。

 

 

2年前のハロウィンの日。
ご主人からの依頼で妻の浮気調査で妻を尾行、勤務終了後、仲間達とハロウィンパーティーの為にあるお店に。
その店で着替え化粧もして仮装したらしく、全く別人として出てきた時には焦ってしまったが持っていたバックをそのまま持って出て来てくれたのが幸いし本人を特定することが出来た。
その後、仲間内と2次会まで繰り出し、結果、浮気をしている事実はこの日にはなかったのであるが探偵にとっては全くとんでもない浮気調査の日となったのである。

 

店を移動する際に似たような仮装をしている連中は多いし見ず知らずのいくつかのグループと一緒になって騒いでいたりと余計な神経を使わしてくれ、普段の浮気調査以上にかなり疲れたのを記憶している。
なにしろ仮装した人混みの中、対象者を見失わないようにするだけでも大仕事である。
それに仮装していない人が逆に目立つ状況もある。

 

 

もともと収穫祭が発展したとされるお祭りで海外では子供達が仮装し近隣の家々を周り、お菓子などを貰うらしいのであるが日本では若い男女が中心となり、深夜まで騒いでいる。

これがもっと浸透してくると年々、年齢層も高くなり、クリスマス同様に浮気カップルにも好都合のイベントデーになりかねない。

 

 

仮装するのは本当にカンベンしてくれ、探偵からの願いでもある。
これが友人のマンションなどに立ち寄って仮装され、荷物を置いてこられたら、判別がつかない。
なにしろ最近の仮装は靴から小物まで用意しており、派手な化粧をして出てくる本人を特定するのは困難である。

 

 

ハロウィンは探偵泣かせのお祭りであることは言うまでもない。

 

 

そして問題なのは明日も浮気調査が入っているのである。
対象者は33歳の既婚の男性。
妻からの依頼で勤務先は休みであるが夕方から友人なんかと飲み会で外出するという。
年齢的にもハロウィンパーティーの可能性は高い。

 

 

今年は探偵も仮装できるような品物をいくつか用意しておいた方が賢明かも知れない。

 

 

 

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