浮気をしている人は男女問わず、浮気のアリバイを作るのに苦労しているのでは無いでしょうか。
特に最近は携帯電話の普及により、またラインといった連絡手段も増え、簡単に連絡が取れる環境となっている。
浮気をすること自体、探偵としては勧められないのであるが多分、将来を考えても男と女がこの世に存在する限り、浮気という行為は永遠に続く問題だと思ってはいる。
携帯電話の無い時代には「アリバイテープ」なるものも売られており、意外にも販売率は良かったらしい。
何しろいろいろな背景音が吹き込まれ流せるのであるが繁華街の町の音、空港や駅、居酒屋、キャバレー、スナックからパチンコ店、マージャン店などさまざまな背景音があり、用途用途で公衆電話や自宅から電話を掛けながら流すのである。
今でもラブホテルの中にはこの「アリバイ音」をサービスで提供しているところもある。
これは携帯電話の無い時代にはかなり有効に使えたアイテムなのであるが携帯電話を殆どの人が個人で所有している現在、配偶者や恋人からしつこく電話を掛けられたら出ない訳にもいかず、メールも完全にとぼけるにしても後々の言い訳が難しくなる。
それで浮気をするためにアリバイを皆、苦労するのである。
そこまで苦労をしなければ浮気はできないのか、いや、そこまで苦労させられるからこそ浮気にはまってしまうのかもしれない。
配偶者や恋人が浮気をするにも必ず浮気相手という人物が当然存在する。
2人が浮気をするにしてもこちら側の都合ばかりでなく、当然、浮気相手の都合も必然的に出てくる。
まして携帯電話が氾濫している現代、余程のアリバイを作らなければすぐに見破られたり、怪しまれてしまう。
昔より男性には仕事関係を理由にしている場合が多く、仕事(会議や接待、出張など)という強いアイテムがある。
最近、女性でも仕事を持っている女性も多いがなかなか深夜に及ぶ会議や接待など男性と比べ、多くは無い。
また専業主婦ならなおさら浮気相手と過ごす時間を作るのに苦労している。
そこで最近、理由として便利なのがカルチャースクールやスポーツジムなどである。
習い事の最中は携帯電話に出られなくてもメールをすぐに返信できなくても言い訳がつくし、スポーツジムや水泳教室は殆ど携帯電話をロッカーにしまっている。
最近ではこの様な教室やジムにわざわざ入会して普段から携帯電話に出れない状況を周知、浮気相手と過ごす時間は教室やジムを休めばホテルの休憩時間程度の時間は容易に作れるのである。
もし貴方の配偶者や恋人が突然、カルチャースクールやスポーツジムに通い始めたら、浮気を疑ってもよいかもしれません。
なにしろ浮気をしている男女にとってパートナーである貴方からの連絡を取りたくない環境を作りたいのですから。