昨今、取手市の教育委員会のいじめによって自殺してしまった女子中学生の対応が社会問題として取り上げられているが何とも嘆かわしい。
学校や管轄市町村の教育委員会についてはこれまでもいじめに対して隠蔽体質が問題視されていたがここまではっきりと社会に提議され、文部科学省へ提訴すればあっという間に対応が変わるという目にしてしまった。
以前から弊社のいじめ調査のページでも訴えているのであるが学校や教育委員会は何故かいじめを認めようとはしない対応をとっている。
これは学校や教育委員会の成績にもなる問題でいじめがあると学校の評価が下がるらしい。
このことから学校はなかなかいじめがあるとは認めたくないのだという。
市区町村の教育委員会も同様である。
この成績制度が隠蔽する体質を生んでいると行っても過言ではない。
探偵にいじめ調査を依頼される親御さんは担任に相談しても「様子を見ておきます」程度の返答で実際にいじめという事件が起こっていたとしてもいじめとは認めず、友人同士のちょっとしたトラブルでいじめと呼べるものではないと報告するというのである。
担任も自分の成績に影響するらしく、担任、学校、教育委員会などの成績制度がいじめの実態を公表できない大きなネックとなっているのである。
確かに学校の先生という職業はいろいろと大変なのは知っているつもりである。
しかし、いじめの問題は生徒間で起こる問題でそこに先生が関与できる者では余り無い。
いじめという事実を担任が知った場合、担任の成績とは関係はなく、学校全体で取り組んで欲しい。
探偵は登下校ばかりか学校内での出来事も盗聴器などで調査することはある。
実際にいじめの事実の証拠を掴むことで成績主義の学校に対して事実を突きつける事ができるのです。
愛する子供が自殺をしてしまってからでは遅すぎます。
いじめかもと思ったら親御さんの判断で調査するべきです。
子供に問い質してもまず子供は認めません。
自分がいじめに遭っているということを知られるのはとても辛いことだからです。