JR有楽町駅にほど近くに建つファッション商業施設「プランタン銀座」が今年いっぱいで閉店するという。
この商業施設ができた当初には既に探偵として活躍していた私。
悲しいかな、年を取るわけである。
当時の銀座と言えば老舗の商店の中に大手百貨店が数棟、そして夜のソシアルビルが立ち並んでいたのであるが今では多くのお洒落なファッションビルや高級ブランドビルも建ち並び観光客も増加してきており、昔の印象と少しことなってきてはいるがそれでも「銀座」で歩く人もやはり新宿、池袋、渋谷とは違う。
「プランタン銀座」はバブル時期の走りであった昭和59年に開業した百貨店的なファッションビルで当時としてはお洒落の代表的な商業施設となった。
この「プランタン銀座」には探偵として苦い思い出がある。
何しろ女性の対象者を見逃してしまった経験がある。
何階であったか今は忘れてしまったが女性ファッション売り場でウインドショッピングする対象者を見逃してしまったのである。
男性2人で尾行していたのであるがそのフロアーをウロウロする対象者を尾行していたのであるが余り近づくことができずに少し離してしまったのが運の尽き。
展示商品の陰に入り、見逃してしまったのである。
フロアーのどこを探してもいないのである。
こうなると1人が全ての階を探し回り、1人が正面玄関で張り込むも結局見つからずに数時間後に打ち切ったのであるがこの日の調査料金は請求できなかったという苦い経験である。
そんな「プランタン銀座」も今年いっぱいとは・・・・・・・感慨ひとしおである。
とはいえ、来年の3月か4月には「マロニエゲート銀座」としてリニューアルオープンするらしい。