昨年末のNHK紅白歌合戦に年街の初出場をしたムード歌謡グループの純烈。
メンバーのDV問題、二股疑惑、借金問題などにより1人が脱退し芸能界を引退という結末となりました。
応援するファンの中には嘆願書を集めて復帰を願っていた人もいたみたいですがそのファンに対しても批判が続発し嘆願書の集めるサイトを閉鎖したとのことです。
それにしても「純烈」の事務所関係者やメンバーはかなり厳しい状況へ陥ってしまったといわざるを得ません。
せっかく何年も地道な活動をしてファンを集め、それなりに歌もヒット、念願であったNHK紅白歌合戦にも出演し今後の活動にも大きく期待されていただけにファンも含めメンバー、事務所関係者は大変なショックだったと思います。
確かにメンバーが集まり結成する前に各人の身辺身元調査をしっかりする事務所はないかもしれません。
将来、売れるとは決まっていないからなのは判りますがある程度の身辺身元調査は実施しておくべきだったのです。
昨今ではSNSにより個人の過去の状況なども信憑性はともかく拡散してしまいます。
事務所も注力しどうにか売れてきたと思ったら過去のスキャンダルで簡単に干される時代です。
昔の芸人などは女遊びが常識であっても現代ではそうそう遊べるものではありません。
歌手やアイドルなどの人気商売では特に注意しなければならないのがスキャンダルです。
確かに純烈メンバーの今回の不祥事はメンバーの責任ではありますが事務所の管理が行き届いていれば途中で脱退させるなどの手段もあったはずです。
実際にあるアイドルグループでの初期メンバーの1人が過去に問題となるスキャンダルを持っていた為に短期間で卒業、引退させたという事もあったのです。
将来を見据えていたなら当然の処置かもしれません。
純烈に関しては今年のNHK紅白歌合戦出場は余程心機一転頑張るか大きなヒットでもない限り絶望的だと思います。
この純烈騒動は芸能界ばかりの問題だけとは言い切れません。
一般社会にも往々にして存在する問題なのです。
例えば中途採用社員も同様で面接だけで信用し採用したらとんでもない人物で会社に多大な損害を与えたという人も多く存在するのです。
商取引ばかりか個人的な交友関係もしかりです。
相手のいうことだけを信じた為に損害を被ったという人もそれなりにいるのも事実です。
冷静になって身辺身元調査をすることで被害を押さえることも出来るのです。