探偵ブログ・ショーンK問題を考える

経営コンサルタントでテレビコメンテーターとしても活躍していたショーン氏が学歴などを詐称していた事でレギュラー出演していた番組を自ら降板した問題。

 

マスコミによるといろいろな虚偽や詐称が更に出てきており、問題視されている。

 

個人的には今まで出ていた番組を見ていてもそれなりの勉強をしていて知識もあり、好感は持っていたのであるが・・・・・・残念である。

 

このような詐称問題は探偵をしているとよくぶち当たる。

ショーンK氏と同様、自分を良く見せたいが為に嘘をつく虚栄心の強い人は多いのである。

 

中途採用の際の採用調査などにおいて学歴や職歴を詐称して履歴書を作成してくる人物はけっこう存在しているのである。

 

多分、中退しているのであろうが卒業したと記述していたり、職歴も実際にはいくつもあり、転々としているのに2カ所位を記述して入退職日をごまかしていたりと様々である。

 

また中には手の込んだ詐称をしてくる輩もいる。

既に倒産した一流会社に勤務していたとする場合である。

倒産した会社から情報はなかなか得られないので探偵でも難しいのであるが精査していくと辻褄が合わなくなり、詐称が判明する。

人事担当者をだませても探偵はだませないのである。

 

ただ、このショーンK氏と同様に外国の大学での学士、修士、博士などの取得に就いては探偵でも調べるのが困難である。

たとえ英語が堪能であっても外国の大学では全く卒業確認の協力はして貰えず、日本のように同窓会名簿などの入手もできない。

この手の詐称については正直、難しいのであるが当時の居住先近隣での聞き込みをするとけっこう判明してくるものである。

例えば、日本の大学にいったものの途中で退学しアルバイトをしていた事が判明すると留学していたという事が嘘になってしまう。

仮に嘘と断定できなくても嘘の可能性があるとの報告ができる。

 

 

この判断ができる為の情報を如何に収集できるかできないかが探偵の資質なのかも知れない。

 

しかし、ショーンK氏も外国の大学を卒業したとかは調べても判らないと思ったのか高い代償を支払う嘘をついてしまったものである。

 

 

 

 

 

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