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娘をストーカーから救ってくれた探偵

その日はまだ夜が少し肌寒く感じられる初秋の夕方でした。私の娘がアルバイトから帰ってきて、家の玄関を開ける音が聞こえたとき、ふと私は夕食の準備を手伝いながら、娘が家族にとって特別な存在であることを改めて実感しました。長男、次男、三男と続く兄たちに囲まれて育った彼女は、初めての女の子ということで我が家にとって待望の存在でした。子供たちが次々と生まれてくる中で、妻も私も「もしかしたら」と期待し続けた末に授かった娘でした。生まれたときから可愛らしい顔立ちだった彼女は、周囲の人々からも評判になるほどの美人に育ち、その一挙手一投足に自然と家族全員の目が向く存在に成長していきました。

そんな娘が大学生となり、初めてアルバイトをしたいと言い出したときのことは、私にとっても強く印象に残る出来事でした。妻も私も、今まで彼女をできるだけ大切に、守って育ててきたつもりだったので、外の世界に出て仕事をするというのは少し心配な面もありました。しかし、彼女が選んだのは自宅近くのスーパーのレジ業務で、そこは私たちも日常的に利用している場所でした。店の雰囲気も知っているので、そこならばと妻とも話し合い、娘の社会勉強になると思いアルバイトを許すことにしました。夕方6時から9時半までの3時間半という短いシフトであり、帰宅も遅くならずに済むことから、少しだけ安心して送り出すことができたのです。

娘は毎日、しっかりとした表情でスーパーへ向かい、レジ打ちや商品の陳列などに勤しんでいました。私もたまに買い物がてら娘の働く姿を遠くから見ることがありましたが、制服姿で真剣にレジに立つ娘の後ろ姿には成長を感じ、「ああ、こんなにも頑張っているのか」と微笑ましい気持ちでいっぱいになりました。彼女が初めて給料をもらった日には、妻と二人でその喜びを分かち合い、いよいよ自立していく彼女の姿に胸を熱くしたものでした。彼女は初任給で家族全員にちょっとしたプレゼントを贈ってくれました。私には箱にリボンのついた焼酎を、妻にはストールを、そして兄たちにもそれぞれちょっとしたものを渡して回り、その心遣いに驚きました。その時の感動は今も鮮明に覚えており、親としてこんなにも嬉しいことはないと深く感じました。

その後も彼女はアルバイトに真剣に取り組み、周囲のスタッフやお客さんからも評判が良く、みんなに可愛がられていたようでした。店長さんや副店長さんからもよく気にかけてもらい、同僚の先輩たちとも良い関係を築けていたと聞いて、私たち夫婦も安心していました。ところが、ある日、アルバイトの帰り道で娘が不安を感じる出来事が起こりました。家に帰ってきた娘が少し怯えた様子で「誰かにつけられている気がする」と言うのです。それを聞いたとき、私たち夫婦はぎょっとしました。娘が感じている不安を取り除くため、妻がすぐに長男と三男を呼び出し、家の周りに不審な人物がいないか見回りをさせましたが、その時には誰も見つかりませんでした。

娘の話によると、その数日前からも何度か「後ろに人の気配がする」ということがあり、特に大学からの帰り道で強くそれを感じるようになったというのです。その日はアルバイトがなかったため、大学からの帰り道だったのですが、彼女が振り返ると、マスクをした男性が物陰に隠れているのを目撃してしまい、恐怖で小走りに家まで帰ったと話してくれました。私たち家族はこの状況を聞いて、もしかしたら「ストーカー」なのではないかと疑い始めました。

私たちはすぐに地元の警察署に相談に行き、娘が感じた不安や出来事を担当の刑事さんに丁寧に伝えました。娘の日常生活や異性関係についても色々と尋ねられ、娘も少し戸惑った様子でしたが、一つ一つ真摯に答えていました。しかし、警察からの対応は思っていたほど手厚いものではなく、実際のところ、具体的な警護やパトロールを行ってくれるわけではなく、防犯ブザーの貸し出しと、近辺の警戒を強める程度に留まるものでした。この対応に、私は少し失望を感じました。以前にテレビで見たストーカー対策のドキュメンタリー番組では、被害者のそばに私服の刑事がつき、要所で連携して容疑者を取り押さえるシーンなどを見たことがあり、そういった対応を期待していたため、現実の対策の限界を痛感せざるを得なかったのです。

妻と娘と話し合い、しばらく大学の帰りには必ず誰かが迎えに行くこととし、アルバイトは一旦休むようにしました。娘は試験が近いこともあって大学を休むことは拒みましたが、少なくともアルバイトだけは休むことで、少しでも安全を確保できればという思いでした。大学から帰る際には、できるだけ妻や兄たちが迎えに行き、一人で帰宅しないよう配慮しました。

そして、何日かが経過したある夜、娘の携帯に非通知の電話がかかってきました。電話に出ると、相手は同じ大学の学生であるように装い、まず最初に「いつまで家族に迷惑をかけるつもりなの?」という奇妙な発言をしました。そして更に卑猥な言葉を投げかけてきたのです。その内容に娘は深くショックを受け、泣きながら私たちにその出来事を打ち明けました。彼女の電話番号を知っているということは、相手がある程度近しい立場の人間である可能性も高く、娘の周りにいる誰かが彼女に不安と恐怖を与え続けていると思うと、胸が張り裂けそうな気持ちになりました。

娘の話を聞いた翌日、妻と娘は再び警察に相談しに行きました。しかし警察からは、相変わらず十分な支援を得ることができず、「何かあればすぐに連絡を」という程度の対応にとどまりました。非通知での電話は続き、娘は精神的にも追い詰められ始めていたのです。

そこで私は、仕事でお世話になっている探偵事務所に相談することを決めました。依頼内容は、娘をつけている人物の身元を特定し、安全を確保することでした。探偵は、数日間は家族での送迎を続け、徐々に自宅の最寄り駅で迎えを行うようにすることを提案し、少しでもストーカーを特定するための行動パターンを観察することにしました。探偵が娘の警護と調査を始めると、数日後にストーカーの姿が確認され、やがて身元が明らかになりました。その犯人は、なんと娘がアルバイトをしていたスーパーの副店長だったのです。

この発覚はショックでしたが、私たちは冷静に対処し、探偵の証拠をもとに警察やスーパーの関係者と連携し、最終的には副店長に警察

が介入し、身辺から遠ざけることができました。娘もその後、心のケアを行いながら大学に通い続けています。

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